お墓の心配 お骨の住宅事情

お盆ですね。

我が家は昨日親戚が集まり、にぎやかに過ごしました。

お盆というと、遺言とかお墓のことは話題になりがちですね。
今日のヤフーニュースに「今どきのお墓事情 小さなお墓は定員オーバー」という記事が出ていました。

ある女性が最後に落ち着く場所がほしいと、ご主人とご自分のためにお墓を購入。
しかし、ご主人の妹さんが病気でなくなられ、独身で身寄りがなかったため、そのお墓にとりあえず納骨された。その後、ご主人も交通事故で亡くなられ、そのお墓に納骨されたんですが、そのお墓は2人分の小さなもの。
奥様の入るところがなくなってしまった、という話・・・。

 

筆者いわく

田舎から出てきた人が例外なく驚くのが東京のお墓の狭さです。昔は4~5平米位が多かったのですが、今の主流は1平米。最近はそれよりも小さなお墓が増えています。

確かに驚きです・・・。

この辺の田舎の方の大きなお墓しか見たことがないので。もちろん、昔から整理されてない、小さなお墓が寄り集まっているようなものはよく見ますけどね。

 

対策としては、購入時によくお墓の構造を確認すること。

お墓の納骨室(カロートと言います)の底の部分は土になっているのが望ましいのです。カロートが満杯になった時に骨壷の中のお骨をそこに撒いて土にかえす、という事を行います。

確かにそういうことができれば、大家族でも大丈夫かも。

現実的な対処として、義妹さんのお骨をお墓から出し、個人墓か永代供養墓に改葬する事をお勧めします。お金はかかりますが、このままだと跡継ぎとなる子供たちの代へと問題を先送りするだけです。

問題を先送りしないこと。

これは、とても大事なことのように思います。
僕が遺言が大事だと思うのも、このことが大きな理由のひとつ。
お墓の購入も相続トラブルも計画的に、進めていけば防げるものです。

 

ちなみに、この記事の著者も行政書士の方のようです。
お墓の専門家で「お墓の博士」で通ってらっしゃるそう。

う~んかっこいい。

行政書士の業務の範囲はべらぼうに広いです。オールマイティになされる方もいらっしゃるし、この方のように得意分野に特化した活動をされてる方も多いです。僕もいつか「遺言の博士」と呼ばれる日が来るのを夢見て頑張ります(笑)